町田市との共創活動による、搬入不適ごみ検出 (リチウムイオン電池など) に関する2度目の実証実験を開始
2025年8月18日
株式会社IHI検査計測(所在地:神奈川県横浜市,社長:中川 博勝)は、株式会社PFU(所在地:石川県かほく市,社長:平原 英治)と共同開発中のリチウムイオン電池等の検知システムの実用化に向けて、町田市と連携して,8月25日から8月28日の間,町田市バイオエネルギーセンターにて搬入不適ごみ検出に関する実証実験を実施します。
近年,リチウムイオン電池を使用した製品が増加していますが、これらが破棄される際,不適切な廃棄方法(不燃性ごみ・粗大・プラスチックごみ等)で排出されるケースがあります。この不適切に廃棄されたリチウムイオン電池を原因とする発火・火災が,廃棄物を処理する過程で多数発生しており、大きな社会課題となっています。IHI検査計測とPFU社は2024年9月に町田市と連携し、搬入不適ごみ検出に関する実証実験を行いました。前回の実証実験で得られた結果から、さらに検出の精度を高めた試作機で2回目の実証実験を行います。
実証実験について
実証実験の概要
X線検査センサーと廃棄物分別特化AIエンジンを活用した、LiB検知技術及び有効性に関する検証
(1) LiB混入の実態調査
〇不燃性ごみに混入したLiB搭載製品の種類、数量、重量等を調査
(2) LiB検知認識率、有効性評価
〇LiB検知システムの検知精度を評価し、不適ごみ検知後の除去作業など、運用含めた有効性の評価
〇搬入ごみの種類・形態・処理量や、防水・防塵等の環境条件下における調査

図:LiB検知システム装置外観図
製品・サービスに関する問い合わせ先
営業統括部 淺沼
TEL 03-6404-6180
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