高温・低温用超音波センサー
株式会社 IHI 検査計測と株式会社 IHI 技術研究所は高温及び極低温下における構造物の安全性や稼働率向上を目的とする高温・低温用超音波センサーを開発しました。
このセンサーは振動子とケースの接着に従来から使われている接着剤を用いずに、ろう材を用いています。この方法の結果、550~-196℃で安定して使用が可能になりました。
特許登録
日本 第2015086号
米国 第4961347号
英国 第GB2212919B号
特徴
- 保温や冷却を必要とせず、低温から高温まで安定して使用できます。
- センサー自身を極低温あるいは高温の環境下にさらして使用ができます。
- 温度変化による感度の変化がわずか2dB。
- 日本・米国・英国特許取得済。
温度変化による感度変化
標準仕様
- センサータイプ: 遅延材タイプ
- 振動子径: φ10mm
- 周波数: 3.5MHz
- 測定範囲: 3~20mm
- 使用温度範囲: -196〜550℃
適用例
連続肉厚監視例
納入実績
各種プラントに納入実績有り