バイオマス分析サービス
低炭素社会に貢献できるバイオマス燃料の分析に幅広く対応します。バイオマスは石炭と同じ方法で分析した場合、正しい性状データが得られません。適用プラントや各種バイオマスに応じた最適な分析方法を提案・提供し、安定運用に貢献します。
工業分析、元素分析、発熱量分析
灰化温度の重要性
石炭とは異なり、バイオマスでは灰中のアルカリ分が高温で揮散し、灰中濃度が減少するため、温度設定が重要です。
実測式発熱量分析

ボンベ式発熱量分析装置
実測値からの発熱量算出
元素分析結果による計算算出ではなく、ボンベ式発熱量分析装置による実測式での発熱量分析が対応可能です。計量証明検査機関(熱量 神奈川県1号)を取得しています。
灰の性状分析
灰の化学分析
石炭と同様に分析した場合,合計が100%から大きく離れるため,バイオマスに特化した分析方法が必要です。
高温加熱顕微鏡による溶融性試験

通常の融点(半球@1180℃)

ガスで膨張したバイオマス灰
高温加熱顕微鏡法(DIN 51730)は温度と形状の変化を可視的に捉えることができるため、JISにおける溶融性指標(軟化、半球)に加えて、収縮や膨張の情報まで知ることができます。