ボイラ水質管理業務
ボイラの設備維持でこんなお困りごとはありませんか?
- ボイラに使う年間薬品代が高く、少しでもランニングコストを削減したい
- 薬注の種類、量、濃度を適正にしたい
- 日々の水質管理値を正しく知りたい
- ボイラの水管が腐食してしまった。要因を分析したい
- 現状の蒸気品質が適切なのか判断できない
- スケール、エロージョン、応力腐食割れ、キャリーオーバー、懸濁、etc…
IICが解決します!!
IHI検査計測(IIC)では、発電所や化学プラントの健全性確保のための水質管理の技術指導(現地への技術指導員の派遣)、さらには、損傷時の原因調査、水側に起因した不具合対策を行うための技術指導を行っています!
高温・高圧水環境にあるボイラでは、発電用の大型ボイラ、産業用・所内用の小型ボイラに関わらず、運転状況、水質環境によって、鋼材の腐食、更に腐食生成物や水中不純物の堆積による過熱障害や流動障害(閉塞)をもたらす懸念があります。プラント機器の健全性を長期に渡り維持するためには、運転状況に即した適切な水質管理が不可欠であり、ランニングコストにも大きく影響します。
発電所での水質確認項目(例)
産業用・所内用小型ボイラでの水質確認項目(例)
管理のポイント
水質管理のポイントは、pH、導電率、酸素濃度などを制御して構成材の腐食およびスケールの付着を低く抑えることにあります。ボイラの場合、その水処理方法を圧力ごと、水の循環方式ごとに分類し、JISで基準化されています。
ボイラ圧力 | 処理方法 | |
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自然循環ボイラ | 2 MPa以下(補給水として軟化水を使用) |
アルカリ処理 |
2〜5 MPa以下(補給水として軟化水を使用) | 低リン酸処理/アルカリ処理 | |
5〜20 MPa(補給水としてイオン交換水を使用) | 低リン酸処理/揮発性物質処理 | |
貫流ボイラ | 7.5 MPa〜超臨界圧 | 揮発性物質処理/酸素注入処理 |