材料物性計測
材料は熱膨張、熱拡散、比熱、ヤング率、ポアソン比等物理的特性値を持っています。これら物性値を把握することは材料を構造材料として使用する時には重要です。これらのデータを知らずに使用した場合には、様々な不具合が起きる可能性があります。当社では、低温から高温まで各温度域での材料物性値を計測します。
熱膨張率測定
- 押し棒式法による線膨張率測定
- 測定温度:室温~1000℃
- 標準試料形状:φ4×L20 mm
![熱膨張測定装置](img2/pic_01.jpg)
熱膨張測定装置
熱拡散率測定
- レーザフラッシュ法による熱拡散率測定
- 測定温度:室温~1100℃
- 試料形状:φ10×t1~3 mm(材質・測定温度によります)
![熱拡散率測定装置](img2/pic_02.jpg)
熱拡散率測定装置
比熱測定
- DSC法による比熱測定
- 測定温度:-100~1300℃
- 標準試料形状:φ5×t1 mm
![比熱測定装置(低温)](img2/pic_03.jpg)
比熱測定装置(低温)
![比熱測定装置(高温)](img2/pic_04.jpg)
比熱測定装置(高温)
弾性率測定
- 共振法による弾性率測定
- 測定温度:室温~1200℃
- 標準試料形状:W10×L60×t2 mm
![弾性率測定装置(室温)](img2/pic_05.jpg)
弾性率測定装置(室温)
![弾性率測定装置(高温)](img2/pic_06.jpg)
弾性率測定装置(高温)
測定例
試験片:SUS304
※上述の資料はあくまで参考です。